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秋が近づいてきました

2023.9.26

初めまして、大阪第1部第2課の米澤です。

本年度、文系卒の未経験で入社しました。

元々超が付くほどのインドア派で、基本ずっと引きこもり生活をしているのですが、

現在リモートワークでの勤務ということも相まってさらにインドア生活に拍車がかかっている毎日です。

 

そんな滅多に外出しない私ですが、先月の夏休み、遠方に居る友人と都合が合ったため久しぶりに外出をしてきました。

その行先というのがこちら。

 

これはただのクリームソーダではないんです。

丸善ジュンク堂書店に併設されている、丸善カフェにて期間限定で開催されていた、

その名も「文豪クリームソーダ」というものなんです!

クリームソーダ職人として有名なtsunekawaさんが、文豪5人の作品をモチーフとして作成された見た目も味も楽しめるクリームソーダ。

その中で私はこの写真の一品、太宰治の「女生徒」を目当てに訪れました。

写真が得意ではないのであまりいい感じには撮れていないのですが、実物は本当に鮮やかで綺麗でした…!

 

また、このクリームソーダ、実は数量限定で特典がついていてその特典と合わせて写真に収めるとこれまた非常に映えるんです!

それがこちらのブックカバーです。

しっかりした紙質とかわいらしいデザインで、ブックカバーとして使うには勿体ないので私は飾っています…。

 

これをクリームソーダの下に敷いて、もう一つの特典である栞と合わせて上から撮るのが映えるみたいです。

そのためか、店内には若い女性の方々が多くいらっしゃっていました。

 

太宰繋がりで、最後に私の本棚の太宰コーナーを紹介したいと思います。

スピン(紐状の栞)が付いてるのが好きで新潮文庫ばかり買ってしまいます。

「人間失格」は夏のプレミアムカバーのもので、黒一色の装丁がシックでお気に入りです。

 

右端の四冊は、ただの古本ではなく「初版本」という、簡単に言うと一番最初に発行された本なんです。

今文庫として世に出回っているような近代作家の作品は、長年にわたる数々の校正を経ているため誤字脱字などがありませんが、

初版本にはそんな訂正されていないミスがあったり、そもそも文章に削除された箇所や付け足された箇所などがあることが

現在のものと比較して明らかになったりと、色々面白い発見があり、読み比べするのが楽しいです。

(そういった誤字脱字が残っていることや、世に出回る部数が少ないことなどから初版本は希少価値の高いレアものだったりします…)

 

まだ太宰作品の全てを網羅している訳ではないので、いつかは全集などにも手を出してみたいなと思っています。

 

太宰の作品は短編から中編程度の長さのものばかりで、一番長くても200ページ程なのでさくっと手軽に読めるのがおすすめです。

一度も読んだことないという方はもちろん、昔読んだことあるけど合わなかったなという方も、

太宰作品は読んだ時の自身の年代によって受け止め方が変わるので、もしよければこれからの読書の秋に読んでみてはいかがでしょうか。

 

以上、文系卒らしい感じの近況と趣味語りでした。

温度差の激しい季節の変わり目、体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。


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