趣味も充実させることができるこの会社!
充実させ過ぎた結果・・・

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もともと東京で仕事しつつ趣味でバンド活動をしていたが、名古屋転勤することになり、
「今のうちライブやれるだけやる!」
と意気込んだ結果、1日3バンド・計18曲のステージに挑戦することに。

しかし、出演以上に大変だったのは練習日程の調整だった。

3つのバンドでのリハーサルをこなすため、
気づけば週の半分はスタジオ通い。
一日に2つのバンドで練習する日もあり、
仕事が終わったーと一息つく間もなくリハ1本目。
その後に別のスタジオで2本目、気づけば終電ギリギリ。

「このまま本番まで体がもつのか…?」
と不安を抱えつつも気合いで乗り切った。

そして迎えたライブ当日。

1バンド目はベースボーカル。
「歌いながら弾くのは慣れてる」と思っていたが、ライブ特有の緊張感とテンションのせいで指が思うように動かない。
なんとか乗り切るも、汗はすでに滝。

2バンド目はボーカル専任。
「よし、ベースがない分、動ける!」と思ったのが運の尽き。ステージ上を縦横無尽に走り回った結果、動きすぎて酸欠気味に。

MCで笑いを取りながら何とか声を振り絞るも、ラスト曲あたりで喉に違和感が…。
「あと1本…」と気合いを入れ直し、迎えた3バンド目。
ようやくベース専念で楽できる…と思ったのも束の間、指はすでに限界。
細かいフレーズのたびに、指がつりそうになる。
ラストの曲は根性で乗り切り、アンプの電源を落とした瞬間に膝から崩れ落ちた。

終演後、楽屋で放心しているとメンバーが言った。
「次のライブは?」

そっと楽器を置き、
「しばらく休ませて…」と力なく答えるのが精一杯だった。

そんな中、もう一人のメンバーがポンと肩を叩き、笑顔でこう言ってくれた。
「名古屋行ってもバンドやるんでしょ?」

正直、転勤が決まったときは
「もうこのメンバーとライブすることはないかも」
と思っていたけれど、そんな言葉をもらえて、また音楽を続けたいという気持ちが強くなった。

場所が変わっても、バンドは終わらない。
名古屋でも自分の音楽活動は続く!

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